北杜市のスロ−ライフな歩き方

第11回 【オオムラサキ自然観察遊歩道 2006.6.1】

〜八ケ岳南麓の里山の恵みを満喫〜

(歩行時間2時間30分)

 
 北杜市は日本一の国蝶オオムラサキの生息地。長坂町にある「北杜市オオムラサキセンター」がその保護育成観察の拠点となっています。
 JR日野春駅からJR長坂駅にかけて整備された約10Kmのオオムラサキ観察歩道は、オオムラサキの観察はもちろん、様々な昆虫や草花が観察できることでも知られ、八ケ岳南麓の里山を愛する人々が季節の別なく訪れて、南麓の代表的な「ハイキングコース」ともなっています。
さて、6月となりました。オオムラサキセンターには夏の妖精「蛍」も飛び始めます。それに呼応するかのようにオオムラサキの羽化も始まります。

例年羽化第一号は6月の中旬。第一号が飛び始めればあとは順に羽化していき、8月までは成虫を見る事が出来るでしょう。

ホタルは源氏と平家の2種類。源氏が6月ごろ表れ、平家が8月まで飛び交う。なんと約2ヶ月に及んで蛍の観察が可能なのです。

さらに、当地には日本一のブルーベリーが実ります。八ケ岳南麓のブルーベリーを食べたら他のものは食べられません。その大きさ、その甘さには誰もが驚かされます。ジャムになどせず、生食で味わって欲しいと、生産者は口を揃えておっしゃいます。

その最盛期が7月だというのですから、当地の夏は忙しいこと楽しいこと。日本一のオオムラサキが飛翔し、日本一のブルーベリーが結実し、ホタルが飛び交う。これを満喫しないでどうしましょう!?。

 という訳で、今回は、八ケ岳の夏の妖精オムラサキと蛍、そして「高原のキャビア」と称されるブルーベリーの全てを丸ごと楽しめる「オオムラサキ遊歩道」を歩いて、季節に先駆けた情報を皆様にお届けします。夏の旅行計画の参考にして下さい。

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 この道は、「自然と歴史を再発見する旅 遊歩100選」(読売新聞主催、国交省、環境省等後援)にも選ばれています。名実共に日本を代表する里山の道です。

 展望にもすぐれ、田園風景にもすぐれ、森林浴も満喫でき、全線を通じて舗装の道が僅かであることなどから、都会のウオーカー達からは「都会から僅か2時間の距離にある奇跡的な遊歩道」と絶賛されています。

 「北杜市のスローライフな歩き方」も連載11回。満を持してエース登場といった感のあるコースです。市民の方でまだ歩いていないと言う方は、是非一度歩いて下さい。北杜市の素晴らしさ、歩くことの楽しさを、心から実感することが出来 るでしょう。
 

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