北杜市のスロ−ライフな歩き方

第14回 【増富温泉 湯あがり散歩道・その1】 

〜 文学散歩編・井伏鱒二と美人姉妹〜

(歩行時間1時間半・2006.11.1)


 増富温泉郷は北杜市唯一の温泉郷です。世界有数のラジウム温泉として知られています。ラジウムが気化したラドンを呼吸することで細胞が活性化され、免疫力が高まります。日光浴森林浴を楽しみながら歩いて最後に温泉浴を組み合わせれば、健康効果は絶大。さらにここは海抜1000mであることから、高地トレーニングの効果(呼吸数、呼吸量、心拍数の増加による新陳代謝効果)も加味されて、この上ないウオーキング効果が期待され るエリアです。
 湯上がりに或いは入浴前にぶらりと歩きたいコースは、史跡めぐり、民話ラリー、七福神めぐり、遊歩道歩き他幾通りも用意されていますが、今回は文学散歩としゃれてみました。

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 増富ラジウム温泉郷には井伏鱒二などの文学者が訪れ、増富を題材にした作品が数多く残されています。須玉地域委員会では、これらの作品を通じて郷土の歴史を振り返り、地域の魅力を再発見・再評価する活発な動きを見せています。
 中でも「増富の渓谷」という井伏鱒二の小説を紹介して増富温泉のPRに役立てようと熱心に活動しているのが郷土作家の不二牧駿さん。今回は不二牧駿さんと一緒に、山梨と釣りが大好きだった井伏鱒二ワールドの跡を追って歩いてみました。
 20年の歳月を挟んで二人の文豪の前に現れた、姿かたちが全く同じ美人姉妹。そこに無かったはずの胡桃の巨木もからんで、増富の渓谷にちょっとミステリアスな空間が現れます。
 昭和十数年頃の増富温泉を想像しながら、果たして美人姉妹は今もどこかを歩いているのか? 胡桃の巨木はどこにあるのか?などと空想しながら歩 いてみてください。

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