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北杜市のスロ−ライフな歩き方 |
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第13回 【小淵沢駅前ぶら〜り散歩とがんまるさん 2006.10.1】 |
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〜小淵沢駅周辺と民話の主人公の物語〜 |
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(歩行時間1時間半) |
| 小淵沢には「がんまくさん」という民話が伝わっています。神社の鳥居の笠石を一人でひょいと乗っけてしまうような力持ちでした。その詳しい物語はコチラです。 | ||
| 物語の舞台は「北野天神社」です。八ケ岳歩こう会では民話の舞台を辿るウオーキングコースを作ろうと数年前、北野天神社を訪問しました。その折、天神社に隣接する土地で畑仕事をするお爺さんを見かけたので「がんまくさんの民話を知っていますか」と何気なく語りかけたのです。すると驚くべきことに「私はその35代目です」という答が返って来たではありませんか!?。 | ||
| 詳しく話を伺うと、源平の政争の激しかった時代、都を追われて小淵沢に流れ着いた源氏の一派があった。その中に幼名を「巌丸(がんまる)」という武士があり、それがこの民話の主人公だということでした。つまり民話の主人公は実在の人物だったのです。そしてその35代目が私であるとおっしゃるのです。民話の主人公の子孫に巡りあうなんて!?これは大変な驚きでした。 | ||
| 「がんまる」が「がんまく」と変化したのでしょうか、今でもこの地方に「がんまく」という言葉が残っています。「あいつはがんまくなヤツだ」などと使われ、何事にも恐れないヒトというような意味が込められます。力持ちで乱暴ものという意味で使われる場合もあるようです。 | ||
| 小淵沢の歴史に詳しい高福寺の水原和尚に伺うと、「その通りです、その方の歴史をもう少し詳しく調べれば、もしかしたら小淵沢の歴史を書き換えなくてはならないかもしれないし、甲斐源氏の由来も変わってしまうかもしれない」という程の重要人物だというのです。 | ||
| ただ、残念ながら34代目の時代に一度東京に出て関東大震災に遭い、代々の歴史的な家財や文献書類等まで焼失してしまった為、資料的に証することができず、現在に至っているということでした。いや〜、偶然とは言えすごい人に出会ってしまったものです。 | ||
| さて今年小淵沢は北杜市と合併し、新たな町づくりの指針を打ち出そうと懸命です。「有限会社まちづくり小淵沢」という組織も誕生し、手始めに駅前と商店街を活性化させようと「小淵沢駅前MAP ぶら〜り散歩」という地図作りが始まりました。10月下旬には小淵沢の観光案内所や商工会で手に入ると思いますが、まだ未完成のMAPをお借りしました。一般に先立ってここに紹介することに致します。 | ||
| 今の小淵沢を紹介ながら、ガイドブックなどには決して載らない情報を拾いつつ、MAPに従って「小淵沢ぶら〜り散歩」をしてみました。 | ||
| がんまるさんの時代から連綿と続く人々の営みの跡を追って歩いてみると、JR特急が停まる駅を持ち、中央自動車道の出入り口も持つ八ケ岳南麓のリゾートエリア玄関口としての賑やかな印象を持つ小淵沢が、歩くにつれ歴史豊かで文化の色濃い城下町か門前町といった印象の町に変わってきました。甲州街道の脇街道として賑わった昔もあるということですから、ひょっとして宿場町としての性格もこの町は持っていたのかもしれません。 そんなことをとりとめもなく思いながらの「ぶらり歩き」は大変楽しいものとなりました。 | ||
| MAPの始点はJR小淵沢駅となっています。電車の時間待ちなどに、MAPを片手にぶらりと歩いてみてはどうでしょうか。20分くらい商店街をぶらつくだけでもよし、30分ほどかけて「蔵通り」を往復してみるもよし、1時間ほどかけてがんまくさんの舞台「北野天神」まで足を延ばしてみるもよし。案外表情豊かな小淵沢の顔に、旅の想い出が一つ増えることでしょう。 | ||
| 駅前の観光案内所で詳しいことを聞くことが出来ます。 | ||
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〜コース案内〜 |
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