北杜市のスロ−ライフな歩き方

第17回 【真冬の散歩道・美し森から 2007.2.15】

〜冬の晴天率日本一の北杜市を楽しみましょう〜

(歩行時間2時間)


■冬の美し森は真夏の喧騒からは想像できない静寂と青い空に満たされています。
  こんな景色が「歩いて10分」です。これは行かなくちゃ!

   

左は「美し森駐車場」 美し森周辺を散策するにはお馴染みの駐車所場の夏の風景です。

が、冬の散歩の場合のスタート地点としてはふさわしくありません。何故なら、冬期は土産屋もトイレも閉鎖されているからです。

   

それにこの階段。

この階段もすっかりお馴染みですが、冬期は雪や凍結で、ちょっと危険です。

では、どうやって美し森展望台まで歩くのか? 

裏技をお教え致しましょう(^^ゞ

   

清里駅方面から上って来た場合、美し森の交差点を過ぎてそのまま直進します。

サンメドウズスキー場の方向へ進むと約1キロで左へ入る道があります。そこを曲がると「美し森ファーム」(旧たかね荘)です。冬期はここから歩き始めるのがベストなのです。

左折する角に「鹿鍋」やら「チーズケーキ」やらの看板が目だっているのですぐ分かります。

   

ここではトイレも借りられ、コーヒーも飲めて、土産も売っています。

それに「美し森展望台」とほぼ同じ標高ですから階段を上ることもありません。気楽な散歩気分で歩くことが可能です。

では「近道10分」と書かれた看板に従って歩き始めましょう。

   

道は踏み固められていますので、 スノーブーツ或いは長靴でもOKです。スノーシューで歩く場合は道の両側の雪面を歩けば快適です。
   
 アニマルトラッキングを楽しみながら歩きましょう
         さっそく鹿の足跡が見つかりました→
    ↓ウサギの足跡も見つけました

   
 足跡は雪面の状況によって付き方が変わって来ます。下は2枚ともウサギの足跡ですが・・・、
 良く見ると右の方の写真は足跡の下部に丸く何かの跡がついてますね??

   

そこで、前後の状況をよく観察してみると

踏み固められた道を挟んでウサギの足跡が残っていることが分かります。

ははぁ〜ん、ウサギ君はここをジャンプして通ったのですね、そこで着地の時にお尻がチョコンと雪面についてしまったという訳です♪

こんな風に動物達の痕跡から彼らの行動や生態を推理して楽しむのが「アニマルトラッキング」です。

   
 笹の原に痕跡が多いのは、笹の葉が彼らの冬の 大切な食料となるからです。鹿の足跡も辿ってみると、その先にきっと面白いものが見つかります。

   

 こんな風に楽しんでいると、あっというまに美し森展望台到着です。

   

 ここからの眺めは本当に素晴らしい。絵に描いたような(^^ゞ光景です。

   

秩父山系 金峰山とその下は飯盛山

 野辺山のランドマーク男山と天狗山

   

南アルプス連峰の勇姿 鋸岳、甲斐駒、北岳、鳳凰三山など等

それにしても八ケ岳のなだらかな稜線もまた美しい

   

 嗚呼、私に写真の趣味があればもっと素晴らしい光景を皆様にお見せできたのに・・・

茅が岳の向こうに富士山がクッキリ見えたのですが、私のカメラ(カメラのせい!)では何故か写りませんでした(T_T)
   

 シラカンバと三つ頭・権現岳

赤岳・横岳の勇姿は言うに及ばず。

   

こんな光景が階段も坂道も上らず、徒歩10分で観られてしまうのですから、これはカメラやスケッチブック、そして温かい飲み物やお茶菓子持参で、散歩にこなきゃソンというものです。
   

で、唯一つの邪魔者がコレ。

こんな大きなモニュメントが必要なのでしょうか?礎に刻まれた文字を見ると完成は平成2年、そして時の村長名・・・。

せっかくの展望の邪魔をしています。成熟した観光地をめざすなら、これは取り払うべきだと思います。

   

←それにせっかくこういう看板もあるのですから、同じ場所に2つも看板を作るのは無意味でしょう。

 

   

まそれはともかく、

帰り道も素晴らしい展望です。樹林の向こうに赤岳。梢からこぼれる青空。

晴れた冬の一日、誰も来ない散歩道と展望は貴方だけの貸切となります。

冬の魅力の「雪景色と青い空と山岳展望」を、これほどダイナミックに、しかも山岳の間近で魅せてくれる場所はそうありません。

是非一度散歩に訪れてみてください。