ラッキ−雑記帳

--その2--

「梨絵ちゃんと始めての散歩」

平成11年12月の冬休み

始めまして僕はラッキ−です。平成11年の12月13日にこのウチに連れてこられました。生まれて約3ケ月の頃です。12/13というのはこのウチの由佳ちゃんの誕生日で、僕は由佳ちゃんの9歳の誕生プレゼント代わりだったみたいです。だから、ご主人さまは由佳ちゃんです。由佳ちゃんはいつもちゃんといろんな世話をしてくれてうれしいんですが、さて今日は妹の梨絵ちゃんも一緒に散歩について来てくれました。

ところがこれがいけなかったみたい!、はやくも私をめぐって姉妹喧嘩が勃発してしまいました。

 

いつもは僕に近づけない五歳の梨絵ちゃですが、今日はお父さんも一緒なので恐る恐る僕に近づき、ついにはヒモも持って見たのでした。「わたしにも散歩出来る!」と梨絵ちゃんは大喜びでした。「フン、それは私のラッキ−よ」っと由佳ちゃんが後ろでちょっとすねてます。
「ラッキ−のご主人様は私よっ」と自負していた由佳ちゃんにとって、、今まで怖がってたくせに今日はちゃんとヒモも持って散歩も出来ちゃった梨絵ちゃんは強力なライバルとなってしまったようです。「ラッキ−と写真撮って!」とことさら「ご主人様ぶり」をアピ−ルする由佳ちゃんでした。
しかし、梨絵ちゃんは私との始めての散歩がたまらなく嬉しいとみえて、お姉ちゃんからヒモを奪い取ると、「新しいご主人様」ぶりを発揮するのでした。ちょっとヒモが脚にからんじゃったりして歩きにくいんですけどね、梨絵ちゃんじゃ。

お父さんも「梨絵がヒモ持ってご覧!」なんて言うんですよ。やだなあ。

由佳ちゃんは怒ってます。何故なら私を梨絵ちゃんに取られたから。お父さんも梨絵の味方したのがいけないんだと思います。「もうラッキ−となんか散歩してやんない」とばかりにズンズン先に行っちゃうのでした。私は梨絵ちゃんを引張り、懸命に由佳ちゃんの後を追う。「誤解だよ〜それは」と言いたかったのです。

 

でもご覧の通り、由佳ちゃんはもう豆粒のように遠くに行っちゃいました。本当にもう由佳ちゃんは私の面倒を見てくれないつもりなのかなあ。心配だ。梨絵ちゃんも予想外のお姉ちゃんの行動に不安げに私の後をついてくるのでした。
それにしてものんびり広大な景色だなあ。これから毎日こんな所を歩けるのかあ。八ヶ岳万歳だ!そういえば由佳ちゃんのお父さんは僕を雑種と人に紹介せず、やつがた犬と言ってます。
と言う訳で、由佳は散歩でラッキ−のヒモをほとんど持てなかったことを怒って、泣きそうになりながら一人で先に帰っちゃいました。梨絵とラッキ−はおろおろするばかり。後ろで私はふふ、面白い展開になったわい、と無責任に楽しんでいます。続編をいつかお届いたします。

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