八ケ岳シーカヤック倶楽部例会・報告

                              2006.10.18

八ケ岳から海へ

■八ケ岳から三浦半島のほぼ先端「長浜」までシーカヤック体験日帰り弾丸ツァーを決行しました。「朝5時集合深夜零時帰着」という計画に皆アドレナリン全開。待っていたのは千変万化の海。シーカヤック初体験の61歳を含む総勢8名は燃えました。うねりが待ち受ける大海原との格闘あり、静かな入り江でのひと時あり、いやはや海は広いな大きいな。アフターの露天風呂とおまかせ定食の魚料理にも感激。今日ばかりはさすがの八ケ岳 縄文人も、海は人類の故郷だったことを記憶するDNAを揺さぶられっぱなし。う〜ん、海っていいなぁ・・海のバカヤローッ(って、無意味なお約束)。佐藤校長&インストラクターの青年チャーリーは我らに素晴らしい海の一日をプレゼントしてくれたのでした。有り難うございました。それでは感謝と感動の一日を報告いたしま す。(写真提供:佐藤&ふじけん氏)

 現地集合組みも続々到着して先ずは手続きを。 佐藤さんから今日一日の流れと、ツァーの行程の説明を受ける。

 丁寧な講習の後、チームと艇を決めて出発。     スタート時の艇は一番不安定な状態です。慎重にいきましょう。

ぞくぞく艇は岸を離れますが、上のピンクのシーカヤックと左の黄色いシーカヤックの違いが分かりますか?ピンクの方は乗る人の体が全部見えています。シットオンタイプと言います。安定性にすぐれ初心者向きと申せましょう。黄色の方は上半身しか見えません。下半身はカヤックの 内部に隠れています。直進性に優れラダー(舵)も付いています。両方とも二人乗り用と一人乗り用があります。

最初は防波堤で守られている静かな沿岸部で練習です。波はありませんが潮はあるので、気をつけないとだんだん流されていきます。

 シットオンタイプのタンデム(二人乗り)には最初ふじけんチームとペアハットチームがペアを組みました。

 一人乗り(ソロ)カヤックは初心者には不安、経験者には気楽。この方々はどちらでしょうか??

さあ、もう練習はこのへんでいいかな、と皆の様子を見守る佐藤さん。天気もよし、波もおだやかで、各自しっかり練習が出来たご様子です。

「じゃ、そろそろ出かけましょう」と号令がかかり、シーカヤック軍団はいよいよ大海原へ。

 

 アゲンストの風を切って進む。うねりも少しでてきた。

 太公望たちが釣り糸を垂れている防波堤の前を行く。

なんとか向かい風の海原を切り抜けて穏やかな海へ。海って実に不思議。ほんのちょっとした堤防や小さな岬などで水面は凪いだり荒れたり、表情を変える。これが繋がっている一つの水面だとはとても思えない。

この方はやけにリラックスしてますが、この凪いだ海の手前に本日の昼食場となる砂浜があるのです。ふふ、もうお昼なのですヨ♪ さあ、上陸上陸。

 いやぁ、まずはここまで無事だったねと喜びあいつつ食べる昼食はマグロのビビンバ。温泉卵を落として混ぜる。♪

 うまいっ♪

あのさ〜、なんでそんなところで食べるわけ??

この方は本日の助っ人、佐藤さんの片腕のチャーリーさんです。常に海に浸かっていたいという程海が大好きで、昼食の時間もこうやって母なる海に抱かれているのです。

お〜〜っと、

いきなりチャーリーの一人劇場が始まりました。

■チャーリーのいきなり劇場■

 

チャーリー・潜る

  チャーリー・走る

 チャーリー・主食を捕まえる

 チャーリー・投げる

チャーリーの主食 ショウジンガニ

■特別出演 佐藤校長
・クラゲとタカラ貝の説明
貝という象形文字はこのタカラガイから生まれたそうです。2本の足を出している姿はまさに「貝」です。

チャーリー劇場を遠巻きに眺めるりんごさん。「大丈夫かしらあのヒト・・・」

この四角い穴は第二次世界大戦の時日本軍によって掘られた本土防衛用の穴(トーチカ)です。中には機関銃や機関砲が装備されて、米軍上陸に備えたのです。が、当然ながら米軍は上陸せず、爆弾2発でコトは終わりました。

ちなみに、ここから山一つ超えた「浦賀」にその昔ペリー提督が上陸しました。歴史は繰り返しませんでした。

 昼休みもこうして劇場を楽しみ、少しいろいろな勉強もして、充実のカヤックツアァーなのです。

 さあ、これからが本番です。うねりの高い大海原を経て静かな湾に到着の予定。その後再びうねりの海を戻ってくるのですが、風向きを考えると帰りの方が楽しい(大変?)ことになりそうだとのこと。グフフ、どんな波が待ち受けているか楽しみじゃあ。というワケで午後の部スタート。

写真では波が無い様に見えますが、風もあって、少し根性を入れないと艇は進みません。ま、休み休み行きましょう。

海に出て初めて分かったことは、真横から波を受けても艇は安定して
いるということです。波間に浮かぶカモメの気持ちが分かりました。
余計な抵抗はせず、波に任せてぷかぷかしていれば決して転覆は
しないのです。皆様、安心して大海原へ出かけましょう。
 某有名ハードボイルド作家の別荘などが立ち並ぶ湾に入ってきました。すると景色は一変。波もなくなって

   ホッと一息。  周囲の森は八ケ岳の山中の湖沼に似た雰囲気。どこか懐かしい風景に心安らぎます。

 しばらく思い思いに遊んでいると、 さあ最後の戦いに出かけましょうと佐藤さんが号令をかけた。

いよいよ追い風に乗ってうねりの高い波間をビュンビュン帰るのだぁ♪船団は沈の可能性も高い海原をめざす。

 

 外洋航海もできるクルーザーの間を縫い、豪華マンションの聳える湾を抜けると

   

 かもめがあわただしく飛び始めた。むむ、きたなと思うまもなく艇は波間に沈んだ。

   

いや沈んだのではなかった。波の山と山の間に沈みこんだのだった。う〜ん最高っ。これを求めて海にきたんだ、と気がついた。

 いや〜、これが海だなぁ、八ケ岳もいいが海もいいなぁと、少し浮気心をだす。海に別荘もいいかなぁ、この波と共に暮らすのも悪くないかなぁ・・。チャーリー青年の気持ちが少し分かったのだった。

   
 うねりとの戦いを楽しんでいると、あれ、もう岸がすごそこだ。もうおりちゃうの? もう終わり? いや〜名残惜しいなぁ

 チャーリーが一足早くおりて、着岸を手伝っていた。

チャーリーの姿が海の神ポセイドンかガリバーのように見えた

 こうして三浦半島弾丸ツァーの一日はあっという間に終わったのでした。いや〜、早かったなあ、楽しかったなぁ。満足感と充実感に満たされて艇を後にするご一行様。 手に豆が出来たヒト、手の皮が剥けちゃったヒトもいましたが、それも体に刻んだ誇れる思い出。皆様、お疲れ様でした。(さぁ、アフターは温泉と夕食だっ♪)


おまけの映像は「おまかせ魚定食」です。

刺身・揚げ物・焼き物・サザエ・などなど。

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