2012年1月8日

【お知らせ】
・復活しました(^_^)v
・大変長い間ご迷惑をおかけしてまいりましたが、当館は通常営業に戻りました。
・ご心配いただいた多くの皆様に、感謝申し上げます。
・今後とも、変わりませずご愛顧のほどお願い申し上げます。
・皆様のお越しをお待ちしております。
 
隠居しない田舎暮らしについて亭主 挨拶                      2006年4月27日

 もう数年前から思い悩んでいた事を、今ようやく決断して実行する気になったので、ここにその心境を独白するものであります。 平たく言えば「営業方針の転換」です。常連さんにはそのご挨拶、始めて当館をご利用いただく方には当館の紹介もかねて、ちょっと一言。御用とお急ぎの方はすぐに前ページにお戻り下さい。話は長くなるかもしれまさせん。

 

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 まずは、数枚の写真をご覧下さい。

 去年当館で開催したイベントの一例です。
 左からスノーシュー、冬空観望、オカリナコンサート、サイクリング大会。
 そして、下記は昨日(2006年4月26日)UPした当館HPのTOPページでお知らせした「お奨めイベント」です。
ジャズライブ トミー諸田トリオ+1 4/29
世界一の太鼓集団TAO 5/13
山下洋輔2days 5/20.21(各5000円)
棒道ウオーキング大会 5/28
大沢聡オカリーナ・ディナーショー 5/28(日)
おつ7/2きゆきえさんの朗読会 6/24 6/25
八ケ岳風景街道サイクリング  
劉薇(リュウエイ)八ケ岳コンサート  7/8
これらは当館で行うイベントではありませんが、当館近くで行われるイベントや、私自身が主催者側であるイベントです。

自分でHPを製作しておきながら正直言って「ゲッ、なんじゃコリャ」と思ってしまいました。というのも・・・当館はオ−プン当初から一貫して「赤ちゃん大歓迎」「ご家族連れ大歓迎」ペンションとして経営してきた(ハズでした)から・・・。

これらのどこが「赤ちゃん歓迎」なのでしょうか!!??

 雪の中を歩く、冬の空を見上げる、音楽会で一晩中騒ぐ、自転車で70キロ走る・・・。ジャズだ、ウオーキングだ・・・。
 こんなイベントばかり紹介していて「赤ちゃん歓迎」というのは宣伝に偽りありという他はありません。
 もちろん、今でも赤ちゃん家族連れ大歓迎であることには変わりありません。イベント紹介と赤ちゃん歓迎は矛盾しないという理屈も成立します。しかし残念なことに、数年前から私自身の趣味や思いが、もう赤ちゃんの方に向いていないことに気づいてしまっていたのです。これは正直に告白するしかありません。
 
 15年前にペンションをオープンした時は、毎晩お客様との会話は「子育て談義」でした。私は赤ちゃんを抱いてピタリと泣き止ませることが我ながら上手で(@^ ^@)ゞ、お食事中のお客様の泣き止まない赤ちゃんをお預かりして抱っこし笑顔にさせ、その間お客様にお食事をしていただくなんていうことを年中やっていました。胎教の話から、公園デビューの話、共働きについて、夫の協力について、歯が生えた話、ケガと熱の話等など、およそありとあらゆる子育て中の話題で毎晩盛り上がってお子さんそっちのけ(^^;)ゞで夜遅くまでお母様たちと語り合ったことを懐かしく思い出します。
 しかし、その時0歳だった我が娘も今年高校生になりました。私にはもはや赤ちゃんを笑顔にする神通力がありません。首の座っていない赤ちゃんを抱っこする方法も忘れました。周辺ガイドや周辺情報をHPで紹介する時も、上記のような大人向きのものばかりで、なんら「赤ちゃん連れ」や「家族連れ」の役に立つ情報ではありません。
 
 このことはもう何年も前から分かっていたことです。娘が成長した分、私も年をとりました。自分自身の関心が変わっていくことは当然の成り行きだろうと考えています。で、急に結論めいたことを書きますと、ここらで「赤ちゃん歓迎ペンション」をうたうのはやめよう、ということであります。これからはできれば私と同じような運命を辿った中年の皆様と共に、田舎暮らしを楽しめればいいなあと思うのであります。
 私は昭和25年生まれです。団塊の世代の末弟というところでしょうか。この世代の長男達はそろそろ定年退職を迎え、情報によりますと、田舎暮らしをしたいとか、自然の中で暮らしたいとか弱音を(^ ^;)ゞ吐いているようであります。しかしそれも納得、共鳴するところ大です。既に一足早く田舎暮らしをしている私としては、はやく田舎においでなさいと声を大にして申し上げたい。しかし、田舎に来たからといって、ただぼんやり過ごしていては今時の中高年ではありません。80歳でようやくお年寄り扱いが始まる現代日本にあって、退職したくらいで静かなる余生に身を委ねていてはいけないのです。田舎暮らし、田舎遊びは、案外忙しいのです。忙しく遊んで社会貢献をする。それが今時の正しい定年退職者の姿であると信じています。
 以下は私の屁理屈ですが・・。
 体を動かすこと、これが第一に社会貢献です。体を動かして健康体を維持し、医者の世話にならない。今地方自治体の財政を一番圧迫しているのが老人医療費です。高齢化が進む日本にあって、私達中高年の一番 心がけるべき事柄は「体を使って遊び体を鍛えること」これに尽きます。「遊ぶことは社会貢献」と心得るべきです。
 楽しむこと、これが第二の社会貢献です。自分の趣味や思うところを目一杯楽しむ。高齢化が進む社会を想像すると「絵的には」なんだか暗いですね、子供も若い人も少ない社会・・・しかし大人が積極的に遊び楽しむことによって、社会に活力とエネルギーを与えます。社会の経済も潤います。「コタツでみかん」というような老人象は今後誰からも期待されません。
 そして次代に引き継ぐ。培った全てのものをなるべくなら次代に引き継いでおきたいものです。それこそが大切な社会貢献です。その方法は無限です。それが「大人の智慧」です。「自然豊かな」「田舎」で何をどう伝えるか。舞台は揃っています。あとは工夫と実行あるのみ。
 「隠居しない田舎暮らし」と書いたのは以上のような意味です。
 そして、これらは全て自分に対する戒めです。
 

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 という訳で、(ってあんまりよくどういう訳か自分でもわかりませんが)、我がペンションは突然中高年向けに営業していくぞッとここに宣言するものであります。いや〜、実に屁理屈が長ったらしかった、ごめんなさい。
 もう既にG/Wと夏休みの予約を入れてしまった赤ちゃん連れのお客様、ご安心を。相変わらず歓迎しております。ベビーベッドもベビーチェアも用意してお待ちしています。ただHPでは積極的にそれをうたわないというだけのことです。
 私の第一の関心が「赤ちゃん」から「田舎で遊ぶこと」に移ってしまった以上、いつまでも「赤ちゃん歓迎」を第一に書くのは心苦しいという思いがあるからそうするので、決して歓迎しないのではありませんから、安心して来てください。
 しかしここで「アトピー対応食」と「離乳食」を作らないことにしたことだけは書いておかねばなりません。オープン当初から大変感謝されてきまして、当館の「ウリ」であったこの二つの提供をやめてしまうのは、当館にとっても冒険なのですが、正直にいうと、この二つのメニューがあることによって繁忙期の厨房は大変な戦争状態になってしまうのです。満室のお客様に大人食、子供食、離乳食、アトピー食と、4種類の食事を作ることは肉体的にかなりの負担です。開業以来15歳年をとったシェフであるかみさんの体力がもはや続かなくなってまいりました。
 どうぞご理解下さい。その上で当館に来てくださる赤ちゃん連れは大歓迎です。
 

 

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 さて、中高年の皆様、美味しいワインを飲みましょう。日本酒も冷えてます。「アトピー食」と「離乳食」をなくした分、中高年の皆様に会うお食事とは何か、少し研究する余力が出ました。G/Wには間に合いませんが、この夏(2006年)には間に合います。ご期待下さい。
 そして、一緒に歩きましょう。私が唯一皆様にお伝えできることは、当地の地理や歴史、伝承や伝説等です。実際の地を歩きながら、或いは夜、美味い酒を飲みながら、皆様とそんな話をする。そのことが何よりの私の楽しみです。
 里歩き、山歩きなら、可能な限りご一緒したいと思います(繁忙期以外ですけれど)。遠慮なくご連絡下さい。
 
2006年9月より「雀百からプラン」というのを始めました。合わせて100歳以上という年齢のご夫婦が対象です。


亭主座右の銘 

遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ

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