2007年(平成19年) 八ケ岳三日坊主        過去の日記
小学三年生の時「山小屋の親父になろう」、と決意し紆余曲折、40歳で「ペンションの親父」になって早16年。東京は神田あたりの飲み屋街を主戦場としてきた営業マンを辞めてからも早16年。人もうらやむ八ケ岳南麓の住人となった私の「理想と現実」の「ギャップを楽しむ」「八ケ岳その日暮らし」日記です。 この日記は将来どこでどう暮らすか知らぬ我が子らに贈る。保存しておくからいつかちゃんと読みなさい。

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2月13日(火) 自然界異変
カエルが冬眠せず歩いているなあと思っていたらオオムラサキセンターの職員から「おたまじゃくしをもう見たという人が現れた」という話を聞いた。2月に出ちゃっていいのオタマジャクシ?まだ田圃に水は張られてませんヨ。熊本ではホタル出現だそうだ、もっともこのホタルは例年3月頃出現する特異なホタルらしい。それにしても2月にホタルとは・・。

当地では土手焼きがもう終わりそうだ。10年くらい前までは土手焼きといえば3月の行事だった。それがいつの間にか2月下旬の行事になり、今年はもうそろそろ終わる・・。雪は降らないし、八ケ岳おろしも無い。西高東低の気圧配置にならないから八ケ岳おろしもでにくいのだそうだ。西日本の某ダムの貯水率が40%で、今年は山に雪がないため雪解け水による増水が期待できず、夏の渇水が危ぶまれている。

観光バスの会社では今年の花見バスの予定に困っているに違いない。山ではもうザゼンソウが咲いている。水芭蕉も早いだろう。梅も桃も桜もどんどん咲いてしまうに違いない。野鳥達の巣作りも早いだろう。カッコウは托卵に間に合うように南の国から帰ってこれるのだろうか?

いよいよ沈黙の春か・・・。

冬が大好きな私は毎年冬の終わりにアナウンサー達がことさら笑顔で必ず繰り返す「春はもうすぐです」「ようやく春がやってきました」等、万人が春を待ち焦がれているかのような言葉を発するのを「コイツらアホか」と聞いていたが、今年こそそんな言葉を発するアホがいたらどうしてくれよう、腐ったトマトでも投げつけてやるか(掃除が面倒だからやめておこう・・・)。

春が来たことを喜ぶ前に、冬が寒くないことを危惧しなければいけない。細菌前線が北上している。今まで日本になかった病気や症状が発生しだす気配がある。鳥や昆虫その他の小動物達が温暖化前線に乗って北上し、それに寄生するウィルスやバクテリアなども日本に上陸しはじめているという。

 
2月8日(木) 夕食時の会話
最近スノーシューのお客様をご案内して外を出歩く機会が多い。今度の連休も予定が入ってやりくりが難しい、どうするかな・・・。なんていう話をかみさんとしていたら、梨絵が「ここのところちょっと忙しくなってきたね」と生意気にも口を出した。ホホウちゃんと見てるな、我家の営業状態を。

ずっとヒマだと「最近お客さんこないネ」なんて言うし、お客様の入り具合が自分のお小遣いやディズニーランドに行けるかどうかにかかっていると分かって以来、どうもあれこれ気にしているようである。良いことだ。自分の家が貧乏であると知るのは大変良いことである。

で、特に冬は私がお客様とスノーシューに出かけてしまい、かみさんが一人でいろいろしなくちゃいけないので梨絵はそれを心配しているのだ。「おかあさん、大変でしょう」というヤサシイ心遣いにかみさんは「全然。お客さんが来ない方が大変」と答えたので、私は笑ったが、梨絵には難しかったらしい。

彼女が「お客さんが来ない方が大変」ということを知るのはいつの日か・・。

 

2月6日(火) 快晴 美濃戸〜行者小屋〜赤岳鉱泉周遊スノーシュー
   
 雪山で過ごす快適な一日  山談義に花が咲く

   
 高度感たっぷりの展望台に立つ。  横岳の岩峰が目の前。南沢の河原を歩く。

 
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