八ヶ岳 不思議発見

 獅子岩  を探しに・・・                           2006.1.7

  山梨県と長野県の県境近くに「飯盛山」という山がある。
  日本の分水嶺が通っており、ここから北を流れる小川は千曲川・信濃川となって日本海へ。
  南に湧いた水の一滴一滴は集まって富士川となり太平洋へ注ぐ。
  案外地理的に重要であり、山頂からの展望も近隣の山頂の群を抜いて素晴らしい。
  人気のある山である。写真は「飯盛山」の登山口にある駐車場だ。
  正確には「平沢峠」と命名されている。しかしここは「獅子岩」と言った方が通じる。
  「飯盛山の代表的な登山口」といえば「獅子岩」である。
  「平沢峠」などと言っては案外通じない、どころか誤解を招く恐れがある。
  飯盛山へ登る途中に平沢山という山があるから、どこかその辺りのことかと思われてしまう。
  さて、ここは駐車場もあり、展望もよく、画家や星の観望等の人たちが昼夜の別なく訪れる。
  合言葉は「獅子岩」である。ここの素晴らしさはどのガイドブックにも載っている。
  しかし、なぜどうして「獅子岩」なのか説明したガイドブックはない。
  獅子岩というからにはどこかに獅子の形をした岩があるのだろうと思って、行くたびに探すの
  だが、なかなか見つからない。
  誰に聞いてもいい加減である。あの岩がそうじゃないの、程度で、どうも気になっていた。

駐車場の脇から獅子岩に上がれる看板があるから、とりあえず行ってみる。誰だってその方向に獅子岩があると思うだろう。

ここは八ヶ岳の火山弾と思われる岩がゴロゴロしている。

 

上ってみると、こんな具合。

見る方向によってはどれも「獅子岩」といえる資格を持つ。ところが「これだっ」という決定打がない。

ここからの眺めはいいのだけれどね。

これは「やまなしの木」を前景にした八ヶ岳。

きっと5月の景色は最高だ。

結局展望を楽しんで帰ってきてしまう。

いつもそんな風に肩透かしをくらって帰るのだが、去年この駐車場に小さな食堂ができた。

で、こいつが営業している姿を見たことがない。お休み処としてあるが、本当に「お休み処」だ。

営業期間も営業時間も書いてなく、不親切きわまりない。

で、ますます獅子岩が見つからないイライラが募ることになる。

で、今日も仕方なく帰ろうとして野辺山方面に車を走らせ、何気なく振り返ったら気になる岩が!!

車を降りて近づけば・・お〜これこそ獅子岩じゃないのか!?

 

 獲物を狙う姿勢だ。静寂の一瞬。

 これが「獅子岩」に違いない。孤高の威厳。風に立つライオン。そんな表現が浮かぶ。
 これに間違いないと思うのだが、
 何故かどこにも案内板も説明板もない。
 で、野辺山観光案内所の北澤所長に電話してみた。
 ところが、案内所としては「定説」がないのだそうだ。
 どこにも資料がないからだという。う〜むむ、こりゃあこまったネ
 しかし北澤さんは、私と同じ説であった♪
 上の写真である。これが晴れた日の太陽の位置によっては金色に光るのだそうだ!!!
 こりゃ、まちがいない。
 金色にたてがみを光らせた岩のライオン・・う〜ん、想像するだに武者震い。
 今度写真を撮りに行こう。そして
 今後獅子岩の「獅子はどれですか」と聞かれたら、「私の説」としてこれを教えよう。

続編・読者より2006年10月10日

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