〜2002年 ある日の日記より 抜粋〜
7/20(土) ホタル、蜘蛛に喰われる

先日「ホタルに天敵はいないだろう」と書いたが、思わぬヤツがいた。蜘蛛である。

本日の「ホタル見学散歩」の帰路、空中で静止しているホタルに出会った!? 電線(個人宅への引き込み線)に止まっているのかと思ったが、よく見ると電線より10センチほど高いところに静止している。むむ?

誰かが「蜘蛛の巣に捕まっているんだ」と言った。なるほどそれで空中で静止している理由が分かった。するとすぐに同じ声の主が「蜘蛛が近づいた!」と大きな声を発した。その瞬間光は消えた。つまり食べられたのだ・・・。

そのあたりを懐中電灯で照らしてみると、おなじみの蜘蛛の巣模様が闇に浮かんだ。そして蜘蛛の巣には蜘蛛がいた。もちろんホタルの姿は見えなかった。一同う〜むと唸った。

ホタルが喰われる瞬間を見た人なんてそうザラにいないだろう。そのホタルにはすまないが、私達は大変いい場面に出会えたと思う。

成虫になったホタルには敵をかみ殺す口はおろか、モノを食べる口さえないというのに、他の虫に食われて死ぬなんてなんとなく不公平だが、蜘蛛の巣なら仕方がない。

蜘蛛は震動で獲物を感知するという。少なくともその虫が光っているのかどうか、その虫がホタルであるのかどうかなんてことは、蜘蛛にとってどうでもいいいことに違いない。とすると蜘蛛はホタルの天敵と呼ぶにはふさわしくない。

と勝手な理屈をつけて、引き続き「ホタルに天敵はいない説」を私は主張しようと思う(^^;)

それにしてもあの優雅なホタルが蜘蛛の巣に捕まって喰われてしまうなんてことは考えてもみなかった。やはり自然界ではどんな短い寿命の生物でも、天寿を全うするのは難しいのだ。

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